紛争ダイヤモンド

普段、ダイヤとは縁遠い生活をしているが、これまたあまり耳にしたことがないシエラレオネという国が舞台の映画がアメリカで公開されたようだ。

ディカプリオ主演作が封切り=「紛争ダイヤ」テーマ、業界に波紋−時事通信
 【ロサンゼルス8日時事】人気俳優レオナルド・ディカプリオ主演の米映画「ブラッド・ダイヤモンド」(原題)が8日、米国で封切られた。アフリカ各地の紛争の元凶ともされる「紛争ダイヤ」がテーマなだけに波紋を広げ、イメージ悪化による不買運動を警戒するダイヤ業界は戦々恐々としている。
 映画の舞台は1999年のシエラレオネで、反政府勢力が拉致した住民を使ってダイヤを採掘し、軍資金にする様子が描かれている。

一方、紛争ダイヤについてもっと詳しく説明しているページがあった。

紛争ダイヤモンド
シエラレオネの反政府ゲリラ組織RUFは、隣国リベリアでゲリラの特訓を受け、その代わり、リベリアシエラレオネのダイヤモンドを独占して買い上げ、世界のマーケットに向けてそれを売却、大きな財源とする。と、このようなギブ・アンド・テイクの関係が両国の間で成り立っているのだ。

国際人権保護団体アムネスティのサリル・トリパシ氏は、「富裕国の若い女性が買った指輪のせいで、シエラレオネでは女性1人の手足が切り落とされているかもしれない」と話す。

このページを全部読めば、確かにダイヤを買うこと自体に抵抗感が出てくる。
感覚的にハードルが上がるのに、不買運動まで起これば一時的に売り上げは落ちるだろうね。
利権を握っているのはほんの一部の人で、それらがまわることで悲劇は繰り返されるということか。
不買運動が起きたら起きたで喜ぶ人もいるかもしれない。安く買い占められるから。
ダイヤモンドの産地を表すことでトレーサビリティーをあげようという動きもあるみたいだけど、そんなのどこまで信用できるんだろう。
ダイヤでフェアトレード
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血塗られた悲しいお話だが、女性にダイヤをねだられている男性にとってはちょっとした抵抗手段になるかも?(別の物に置き換わるだけなので全く解決しません)