ポルトギーゼですよね?

今日は代官山の「42nd ROYAL HIGHLAND」に靴を見に行ったんだけど、目当ての靴はなかったよ。。
売り切れで。
んで仕方なく別の靴を試していると、店員さんがふと
「それ、ポルトギーゼF.A.ジョーンズですか?」
と言ってきた。
突然でびっくりしたが、ジョーンズとはIWCの創設者。
彼の名を冠したポルトギーゼは特別版。高いのです。
(あとで調べたらほとんど同じ値段だったけど)
そして文字盤が白だ。
「あ、、違いますよ。あれは高いですし。。。」
「あ、そうですか。。もしかして、パワーリザーブですか?」
私のはそういう名前ではないが、
確かに7日間のパワーリザーブメータがある。
「あ、そうです!」
「すごいですね。。」
すごいのはあんただよ。店員さん。よく知ってるな。。。
話を聞くと、どうやら別のポルトギーゼを所有しているらしく、それで詳しいようだ。
クロノオートマティックだろうな。。たぶん。


それにしてもポルトギーゼ、恐るべし。
ぱっと見ただけでわかるんだな。このデザイン。
だって時計を見せたわけではなく、靴ひもを結ぼうとしただけだから
ちらっとだし。


似たような話を以前ネットで見たことを思い出した。
それこそクロノオートマティックを持っている人の話だ。

IWC ポルトギーゼ・クロノ・オートマティック
ポルトギーゼにまつわるエピソード]
その1 - 購入する前でしたが、TVドラマ「ラブコンプレックス」で反町隆史がつけていました。前々から目をつけていたものの、実際にこの時計を身につけているのを見るのは初めてでした。やはり黒の文字盤にシルバーのインダイヤルがカッコイイ!


その2 - あるお店で彼女と指輪を見ていたときのことです。全く関係のない店員さんが近づいてきたかと思うと、「ポルトギーゼですよね」と声をかけられました。突然時計の名前を言われても、一瞬何を言われたのかわからないですね。それにしてもひと目でポルトギーゼとわかる文字盤。さすがはポルトギーゼです。しばらくしてからまた同じ店員さんが「もう一度見せてください」とやって来たのには笑いました。彼もポルトギーゼを欲しかったらしく、ショップでもめったに実物を見ることができないだけにじっくり見たかったのでしょう。この彼は(たぶん)IWC GST オートマティック・アラームをしていました。彼はポルトギーゼを購入したかなぁ。


その3 - ある時計ショップでIWCフェアを行っていたので覗いてみたときのことです。またしても店員さんがにこやかに微笑みながら近づいてきて、「ポルトギーゼですね」と声をかけられました。一度ならず二度までも。恐るべきポルトギーゼ。彼女のコメント曰く、「みんな仕事を忘れて時計に惹き寄せられてる」そうです。(笑)さぁ、今日は誰が惹き寄せられるのでしょうか。

これを以前読んではいたが、「まさか、そんなことあるかい!」と思っていた。
本当に自分の身に起こるとは。。驚いた。


んでこの店員さん、さすが靴屋ということで、私が履いていた靴を見て
「それ、サントーニですよね」
だとさ。(笑)
ちらっと見えただけで価値がわかってしまうのはうれしいような恥ずかしいような。


ホテル相手の仕事だとなおさら気が抜けないなと実感できた、そんな日。