Tヤ湖サミット

洞爺湖サミット
主要国首脳会議というものらしい。
ロシアが加わる前は、先進国首脳会議って言ったんだって。
ほうほう。


いくつかのテーマがある中で、地球の話をするようだ。
テーマ的には今風というか、悪くないんだろうけど、
なんかしっくりこないのはなぜか。


個人的にもうちょっと明らかにしたいのは、


「なぜ、先進国の首脳が集まって地球の話をするのか」
これじゃちょっとわかりにくいかなあ。


「地球の話をするのに最適なメンバーは誰なのか」
かなあ。


今は、G8というのが定期的にあって、
たまたま今回が地球環境のテーマだったにすぎないのでは?


地球の話、地球環境の話というのがなんなのかは一旦おいておくとして、
(ここも議論の余地がありそう)

◆それを世界規模でやる意義は何か
(みんなが同じ目標をもつべきとしたらそれはなぜか)


◆みんなで決めるべき目標があるならそれは何か


◆みんなで決める場合に、それがもっとも確からしい決断となるような方法は何か
(会議なのか、投票なのか、発表会なのか、、、)


みたいなところが気になる。


すでに、サミットでは「2050年までに二酸化炭素排出量を50%削減する」という
世界目標をおくことで一致した、という。


世界目標をおく意味はあると思う。
G8でなぜ決めるべきなのか、には疑問が残るけれど、
G8のメリットは、首脳が集まっているだけに、国連などに比べて、
決めたことを進める力はありそうだということ。


ただ、先進国であろうとなかろうと、首脳というのはそれぞれの国益を守る
代表者でもあるわけで、それらの人間が完全に無私の立場をとって、
国益よりも地球を優先することがどこまでできるのだろうか。なんて気もする。


役割分担を決める前に、やるべきこと目指すことを決めるのが
普通のやり方(少なくともビジネスにおけるいい会議では)
だと信じている。


なので、地球規模のことを決める際にも、やるべきことを先に決める。
世界共通で、大きくて、わかりやすくて、納得できる「志」を決める。
なんか国連でもG8でもいいんだけど、世界規模の目標設定発表会とか
やって、インターネットで公開議論とかやって、全世界同時投票とかだめかね。


やるべき「志」が決まったら、あとはやるだけ。
国ごとでもいいし、テーマに細分化して実行委員会(分科会)を世界公募してもいいし、
やるだけのフェーズになったら、やる人や団体はたーくさんいると思う。


意味があるかないかは別として、排出量取引をしたり、委員会の売買をしたり、
税金を優遇したり、土地を与えたり、ランキングをつけたり、勲章を与えたり、などなど、
モチベーションのつけ方とか、無関心人間の巻き込み方ってのは
まあ別でいろいろあるんじゃないかな。
そういうののプロもたくさんいるわけだし。



なんやかんや言ってるけど、世界目標が一旦できたのは良かったね。
でも、2050年までに排出量半分っていうのはSMARTと言えるのだろうか。。。

「SMART」な目標設定とは?
http://www.rakuten.co.jp/franklinplanner/444162/447274/
1、具体的なものであること(Specific)
「書くということの不思議さ」でもふれましたが、書面にすると目標は具体性を帯びてきます。
また、具体的なものでないと達成しているのかいないのかわからなくなります。


2、計測できるものであること(Measurable)
たとえば、「正直」でいるなどという評価の難しい目標を設定しても、目立った進歩を得
るのは難しくなります。


3、資質の改善だけでなく、行動を促すものである(Action-oriented)
これも例えば、「子供にやさしくする」だけではなく、実際やさしくするために何をする
のか、具体的な行動を書くようにしてください。


4、現実的であること(Realistic)
目標は高すぎる目標だと、失望し、目標設定のプロセスが実りのないものになり、逆に低
すぎる目標も何の役にもたちません。


5、タイムリーなものである(Timely)
今取り組む時間のないものを目標として掲げることのないようにしてください。
また、その目標が達成するのにあまりに時間がかかりすぎてしまうことも問題です。
例えば30年後に何か資格をとるという目標を立てたとしても、あなたが今すでに50歳であ
れば、あまりタイムリーな目標とはいえないでしょう。

あと、2050年までのあいだに、温暖化への有効施策が、
二酸化炭素排出量の削減(だけ)ではなくなるような気もしているんだよな〜
他の要素の方が強い影響力になってたりとか。。くぁwせdrftgyふじこlp;