ストーカーのようなことをして、identity2.0

ネット上で調べものをしてたら、朝になった。
最近の仕事がブログにどのように取り上げられているかを
調べて、気になる書き込みがあったらメモをしたりという感じ。

その延長で、内容が気になる場合、もっと話を聞きたいのだけど、
一体誰が書いてるのかが気になる場合は、それが誰なのかを
追いに行った。
ブログに書かれている内容や、細く張られているリンクなどから
身元に迫っていって、関連する別のサイトやSNSにたどりついたりした。

一人目の人はどうしてもたどりつかなくて、二人目の人を調べていたら
一人目の人にもたどりついたりした。

こんなことやってると、自分の情報もあっという間に
調べられるんだなあと実感。

こんなことを考えていたら、昔聞いた、「identity2.0」という言葉を思い出した。

http://w-seeing.cocolog-nifty.com/kk/2006/03/identity_20.html

その流れの中で、Sxip Identity 社の CEO である Dick Hardt 氏が「Identity 2.0」という新概念を発表している。「私は○○県出身で、○○大学を卒業して、○○という会社に勤めていて、○○に住んでいて、趣味は○○で、レンタルビデオ店は○○を利用していて……」などなど、その人を規定するであろうあらゆる情報を、今後の情報社会の中でどのように管理して、それをどのようにして「信用や認証」に結びつけていくのかという問いかけだ。

彼のプレゼンテーションの動画も最高です。もちろん英語でのプレですが、何を言っているかは大体わかると思います。
まあ、2.0っていうかどうかはともかく、そもそもidentityとはなんだと。trustとはなんだということを語っていて、それは分散したその人に関する情報なんでは?ってことで。
で、どうしてそれを思い出したかというと、分散している情報ってそれぞれでは価値がないように見えるけど、再統合するのは結構簡単なわけで、地道にやっても集められるし、ちょっとしくみを作ってもできちゃう。
要は、identityに近づくような情報(例えば、駅前のドトールに行った、とか職場の隣のビルにソフトバンクがいて、とか)って集めてみるとあっという間にその人を特定できちゃうので気をつけなきゃtってことです。