ワタミグループ憲章

ワタミグループは、
一、地球上で一番たくさんのありがとうを集めるために戦う
一、人間性の向上のため、夢を持ち、夢を追い、夢を叶える
一、人として美しい生き方を追求する
一、「人」が差別化となる事業にのみ参入する
一、お客様の満足をすべてに優先させる
一、公明正大な人事を行なう、完全実力主義こそ、
  人事の要諦とする
一、額に汗した利益を、利益と認める
一、ありがとうの分だけ売上を上げ、知恵の分だけ利益を出す
一、すべてのことにおいて、損得で判断をせず善悪で判断する
一、ワタミらしいことをすべて肯定し、
  ワタミらしくないことをすべて否定する

いや、素晴らしい。経営者として注目している渡邉美樹社長のワタミ
ちゃっかり株主でもあるので、送られてきた事業報告書にあったグループ憲章に感動しました。

経営判断基準を言葉にしたものだと書かれていましたが、これだけはっきりとした文章があると、
経営も、社員もぶれずに事業に取り組めますね。

これを参考にして自分でも考えてみよう。

似たようなものに、ベンジャミン・フランクリンの13の徳目というものがありますね。

ベンジャミン・フランクリンの13徳目

1.節制
飽く程、食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

2.沈黙
自他に益なき事を語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。

3.規律
物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

4.決断
なすべき事をなさんと決心すべし。決心したる事は必ず実行すべし。

5.勤勉
時間を浪費するなかれ。つねに何かある事にしたがうべし。無用の行いはすべて断つべし。

6.節約
自他に益なき事に金銭を費やすなかれ。すなわち浪費するなかれ。

7.誠実
いつわりを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出す事もまたしかるべし。

8.正義
他人の利益を傷つけ、あるいは与えうべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9.中庸
極端を避けるべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも激怒を慎むべし。

10.清潔
身体・衣服・住居に不潔を許すべからず。

11.平静
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失う事なかれ。

12.純潔
性交はもっぱら健康ないし、子孫の為にのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身を弱め、また自他の平安ないし信用を傷つけるがごとき事あるべからず。

13.謙譲
エス及びソクラテスに見習うべし。

http://kenshi.jugem.jp/?eid=14から引用。

こちらは人生を豊かにするための徳目なので、会社にそのままあたるものではないですが、観点としてはあたるものもありそうです。
こういったことを自ら定めて、常に意識して行動することがあとあとになって帰ってくるんですなあ。