Google誕生を読んだこと

Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター

Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター

この本は年末の28日〜29日あたりに読んだ。
簡単なメモはJノートに書いてあるとはいえ、ブログにも少しは残しておきたい。
ほぼ全編にわたって参考になることばかりだった。
自分のこれまでの生き方とか考え方とかコミュニケーションのとり方?の骨子がGoogle創業者の中にも見受けられたり、
会社の運営の仕方、世の中へのインパクトの与え方、サービスをつくるうえで何を大事にするか、職場に対する考え方、環境に対する姿勢、などなど様々なことが自分の考えの延長線上にあるようであった。
ということは、参考にはなるけれども、先にやられたということでもあり、うらやましかったり、悔しかったりとそんな感情もあったんだけど。
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さらに、スイミーというものの法人としてのベンチマークも元々Googleであった。
だから、Googleがどのようにしてサーバーを増強していったか、とかどのようにして人材を補強していったか、ということを調べようと思っていた矢先にこの本を見つけた。
まさにこの本には全てが書いてあった。
そして全ては想像以上だった。衝撃。
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多少、物語になっている(原題は「The Google Story」)感は否めないけれど、そりゃ真似できないよ、という感じ。
二人のコンピュータの天才がスタンフォードで出会って、スタンフォードの教授陣やシリコンバレーの要人を強い信念で巻き込んでいく物語。
でもたくさんのインタビューや文献、パブリシティーなどを元に、細かな出来事も書かれているので、経営の参考にも、サービス設計の参考にも、オフィス設計の参考にさえなる。
すでに万年筆であちこちに線をひっぱっているので、何度も読み返すことになりそう。