根拠のない自信

心にゆとりがあると、他人をゆるすことができる。他人の気持ちをくんで行動することができる。落ち着いて礼儀正しく生きることができる。
人生にはいろいろうまくいかないことがあるけど、なるべくうまくいくようにもっていくには、心にゆとりを持てば良い。というか、そんな気がする。

心にゆとりを持つこと自体がえてして難しい。それは確かなのだが、そのためには自信をもつしかないと思っている。
以前Jノートかどこかに自信について書いたことがある気がしたので探してみたけど、高校のときの卒業文集でそれを書いていたことを思い出した。

いつもよりも晴れた朝には一番好きな(高校卒業文)
 それから少年はどこともなしに走り出した。草の感触が足に柔らかい。真正面から受ける風はいたってさわやかだった。
(俺は自分に自信がある。しかし、自信にも波があって、悪いときはまるっきり自信がなくなり、他人に依存しようとしてしまう。大きな自己嫌悪だ。逆に良いときは、何をやってもうまくいく予感がするし、実際にうまくいく。根拠はない。でも、根拠のない自信は悪いもんじゃない。自信に根拠はいらない、でも、自信は根拠になるんだろうと思う。)
彼は自分を勇気づけ、そして何回かうなずいた。そして走るのをやめた。

根拠のない自信という言葉があるけど、自信に根拠なんていらないんじゃないかと思ってる。逆に自信をもつことがあらゆる行動の根拠になるし、好循環のもとになっていると感じています。